アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「郷鉄工」、手形不渡りの最大の戦犯かーー海外逃亡!?

 本紙がウォッチしている「郷鉄工所」(6397。東証2部。岐阜県垂井町)だが、9月11日付けで上場廃止が決定しただけでなく、8月30日、31日と2日続けて手形不渡りを出しついに銀行取引停止にもなったのはご存じの通り。
その手形不渡りの最大の戦犯と思われる者についての有力情報を得たので、以下、報告する。
その前に、郷鉄工のIRによれば、今回不渡りになった手形の振出先は以下の通り。
1回目 「姥懐山開発」(宮城県名取市)額面1億1000万円
「寺嶋建築設計事務所」(東京都東村山市。同1080万円)
2回目 「寺嶋建築設計事務所」(同1080万円)
そして、この2社の手形はどちらも商取引の実態はなく、資金繰りのためのいわゆる融通手形だった。
寺嶋建築が姥懐山開発を紹介。また、寺嶋建築は郷鉄工の田中桂一取締役(元専務)が連れて来たものだった。
一方、郷鉄工は寺嶋建築からはかつて4000万円を借り入れていた(残額は420万円)。また姥懐山開発からは2480万円の借入に加え、郷鉄工は今年5月22日、姥懐山開発が採取事業を計画しているという宮城県柴田郡村田町姥ケ懐山の採石予定地(姥懐山開発が所有。冒頭写真=その「採取計画認可申請書」)を手形で購入したとしている(取得額は1億8000万円。今年11月22日が支払い期日)。
郷鉄工はその姥懐山開発から5月23日、1億1020万円の追加借入を予定していた。ところが郷鉄工の6月22日のIRによれば、姥懐山開発が、郷鉄工が借入に当たり担保に入れた手形などを利用して調達した資金を貸付金に当てることを計画していたことが発覚したことから予定していた1億1020万円の借入は中止になっている。

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