アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>アッシュブレインの資産運用ストラテジー「今週の相場展望(9月4日~9月8日)&MY注目銘柄(第49回)

 ■プロフィール 投資歴17年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時1億円越えとなるも現在は横ばい近辺で推移。投資に必要なのは1に「メンタル」、2に「需給」、3に「ファンダ」だと考えており、勝ってもおごることなくたえず反省を繰り返し、安定して資産を増やす投資を心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
 先週金曜日の日経平均株価の終値は、19,691円と先週末比238円高と力強い上昇となって引け、米8月雇用統計、ISM製造業景況感指数をへて、土曜の朝の日経平均CFDは19,696円と小幅なプラスで戻ってきている。29日の火曜日には北朝鮮によるミサイル発射の影響を受けて、日経平均先物は一時19,273円、ドル円は108,27円まで下がり肝を冷やされたが、日経平均株価の7週連続下落はまぬがれた形だ。
さて、先週の筆者の売買を振り返ると、木曜日の寄り付きでメガバンクの出来高が急増したのをみて、「三菱UFJ」(8306)に打診買いを行い、金曜日には寄り付き前の8時半にマザーズの主力銘柄である「そーせい」(4565)が、アルツハイマー病の治療薬M4で1相を開始する、とのIRとともに出来高が膨れ上がったのをみて、寄り付き直後に追加購入をしている。この売買の背景には筆者が最も懸念していた第19回「中国共産党大会」が、当初想定していた9月末ではなく10月18日開催と先になったこと、また米国の「債務上限の引き上げ法案」について、大型ハリケーン・ハービーがテキサス州に飛来したことにより、経済損失が過去最高になるとの報道がでており、この法案に反対できる状況ではないだろうとの考えから行動に移している。
 と、ここまでは過去の話…。本来ならば、今週はある程度の強気スタンスを貫きたいところであったが、一寸先は闇とは、まさにこのこと。9月3日の日曜の昼下がり、北朝鮮は「核実験」(※しかも恐れていた水爆)を行い、3時半から行われた北の記者会見では「ICBMの弾頭に水爆を搭載する実験に成功」と強調している。現時点(※同日19時半現在)で、アメリカ側からの目立った反応はなし。アメリカ本土に到達する可能性があるICBM(大陸間弾道ミサイル)と、それに搭載できる核兵器の開発は、アメリカにとって、容認できないレッドラインだという報道は以前からでており、アメリカの反応がはっきりしない今、週明けの相場が不安でならない。
 さて、今週のストラテジーに移りたい。仮に、週明けが落ち着いた反応(※5日移動平均線は19,531円)だった場合でも、9月9日の北朝鮮の建国記念日を前に、強気ポジションは控えたほうが賢明だろう。米国が今回の核実験に対して行動を起こさず、強い抗議にとどめた場合、北朝鮮は建国記念日の式典を前にして、弾頭をつけたICBMの発射実験をするなどして、「核弾頭付きのICBMの保有宣言」でもしかねない。北朝鮮の目標は明確なため、なおさらそれを阻止しようと、米国が行動に出るのが怖い。
また今月末は国内金融機関の決算月でもあり、例年9月は地合いが悪いのが定番。こういう悪い相場環境の中控える、週末金曜日のメジャーSQに関しても、火曜、水曜日のヘジファンドなどによる売り仕掛けには要注意だろう。海外投資家は、例年レイバー明けの9月5日(火)から市場に戻ってくるのが通例であり、9月の相場趨勢を占う意味において、週明け火曜日の反応はたいへん重要になるとも感じている。
現在は、資産を守るためにしっかりと売りポジションを資産の半分程度保有し、行き過ぎた下落の際(テクニカルの項を参照)にはうまくリカクをして待機資金を作りながら、おそらくやってくるだろう10月以降の年末ラリーに備えるべきであろう。とにかく2017年度の日本企業のファンダメンタルズは本物であり、現在の株価はどう考えても評価が足りないことは明白なのだから!(※今週の注目銘柄は2銘柄!)

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