アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(408)「テレ朝」持ち株会社移行の渦中に浮上した疑惑

「テレビ朝日」(9409。東証1部。早河洋社長=冒頭写真。東京都港区)は10月31日、来年4月から「テレビ朝日ホールディングス」を親会社とするホールドカンパニーに移行するため、100%出資子会社(分割準備会社)を設立するなどしたとIRした。
08年4月の放送法改正まで、複数のテレビ局を傘下に置く持ち株会社の設立は認められなかったが、政府はデジタル化移行で財政負担が大きい地方局を救済する目的もあって、集中排除原則を例外的に撤廃。すでにテレ朝を除くフジ、TBS、日テレの3キー局は移行を完了している。
昨年度はドラマ「相棒」などのヒットで、「ゴールデン」「プライム」の視聴率2冠を獲得し好調な同社。この認定放送持ち株会社体制移行で、好調さを加速したいところ。12月17日開催の臨時株主総会を経て、正式に「テレビ朝日ホールディングス」への社名変更などが決まる予定だ。
ところが、ここに来てその流れに水を刺すような疑惑が浮上して来ている。それもこの持ち株会社移行に関してのことでだ。

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