アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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口封じ!? “恫喝訴訟”をされた元行員が、「新銀行東京」に対して怒りの会見

 中小零細企業への融資を目指し、石原慎太郎東京都知事が実質、立ち上げたものの、わずか3年で1千数百億もの税金を棄損することが確実な「新銀行東京」(東京都新宿区。津島隆一代表=元東京都局長)――。
その元行員・横山剛氏(40。冒頭写真=「社会新報」12月17日号記事より)は12月12日、都庁で記者会見し、退職(07年10月)後に、入社時に署名した誓約書に反して「テレビや雑誌に機密を漏らした」として、新銀行東京が1000万円の損害賠償などを求め提訴した(横写真=訴状)ことにつき、「民主主義の根幹を破壊する有権者全体への背任行為だ!」と厳しく批判した。
同行に関しては、すでに融資を巡る詐欺容疑で元行員らが逮捕されたり、議員が仲介することで本来は無理、あるいは事業実態のない企業に多数融資がされていた疑惑も出るなど、その実にいい加減な実態が明らかになるなか、「公益性のための言論、表現活動を行う」方が優先されるはずだ。

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