本紙は今年9月28日、「警視庁、東京都新宿区の歯科医院をマーク」なるタイトル記事を報じているが、その後、かなりその実態がわかって来たので報告する。
この問題の歯科医院を経営するのは医療法人社団S会。その役員欄を見ると、約5年前に病院乗っ取りの新田グループと関係あるK氏なる人物が理事長に就いていたことがわかる。
このK氏、元都庁職員で、特別養護老人ホームの著書もあるが、本紙でも既報のように、怪しげな仲間と高齢者の生命保険を担保にした有料老人ホーム入居の一時金集めを画策したこともある。
現在、東京都江東区の自宅(横の写真)は競売開始決定が下りており、借金苦から新田グループなどと手を組んだと思われる。
ところで、この医療法人社団の登記面住所は東京都中央区内のとある雑居ビルになっているが、そこを訪ねても事態はない。
代わりに、その同じ部屋にY社なる経営コンサルタント会社がある。その代表者は元広域暴力団員で、
(写真 破綻医療法人経営歯科の入居ビル)