本紙で追及していた、フジテレビ主催のツタンカーメン展(冒頭写真)にも6億円出資していたこともあり注目を集めたファンド販売会社「ウィズ・アセット・マネジメント(With Asset Manegement)」(東京都渋谷区)、その親会社だった「インフィニティ・ホールディングス(Infinity Holdings)」(同)ーー今年8月、ウィズ社は第2種金融商品取引業者の登録を取り消され、インフィニティ社などと共に1名の顧客から提訴されたことは本紙でも既報の通りだが、11月に入って計約2億4000万円の損害賠償を求め、18名の顧客から集団提訴もされている。共に提訴先は東京地裁。
その提訴のことを報じた「共同」記事によれば、集めた136億円の内、少なくとも約70億円は使途不明になっており、被害にあった顧客は3000名はいる模様だ。
やはり、本紙が睨んだ通り、かなりの資金が行方不明になっている模様で、今後、刑事事件化してもいい案件だ。