「餃子の王将」を展開する「王将フードサービス」(9936。東証1部。京都市山科区)の大東隆行社長が12月19日早朝に射殺された件につき、当日からネット上に匿名にて、福岡県のゴルフ場「福岡センチュリーゴルフクラブ」へ融資して焦げ付いた件と何らかの関係があるのではないかとする匿名の書き込みがなされ、当局、取材に当たるマスコミ関係者の間でもちょっとした話題になっている。(冒頭写真=「毎日」12月20日記事)
本紙がそのことを知ったのは、マスコミ関係者から問い合わせがあってのこと。というのも、その記事の最後に、本紙が昨年4月30日に報じた福岡センチュリーに関する記事の無料部分が貼り付けられていたからだ。
その匿名書き込みによれば、その根拠とするところは「怪文書」に依っているようだ。
04年2月に掲載されたもので、福岡センチュリーに対し、王将フードサービスの子会社「キングランド」(解散)を通じ約90億円貸し付け、そのため同社の財務状況が悪化し、株価が急落したと。
しかも、この融資は前社長(当時)が独断で行い、そこに同和問題が絡んで来るとして、何やら背後でおどろおどろしい勢力が関与していることを臭わせる構成になっている。