アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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内紛の「イー・キャッシュ」役員に、「オリンパス」不正人脈で名の出る濱田氏関係者

 本紙は、マザーズ上場のIT系企業「イー・キャッシュ」(東京都港区)につき、何度か疑惑などに関して記事にしている。
現社長の玉木栄三郎氏(冒頭左写真)の兄は民主党の玉木雄一郎代議士(同右)で、その兄も怪しい人脈と共に同社経営に関わっている模様であることから、なおさら関心を持たざるを得ない。
そのイー・キャッシュで内紛が起きていることは既報の通り。大株主の宮嶋淳氏が、イー・キャッシュ子会社役員を違法に辞めさせられた(宮嶋氏は出席していないのに、その総会議事録に自分の記名押印がされている)として、一部役員と共に、玉木社長と小山静雄取締役の解任を求め、臨時株主総会の招集請求をした。
10月19日のことだが、その後、紆余曲折あったものの、臨時株主総会の開催日時が11月18日に決定した。来年1月12日とのことだ。
その過程で、宮嶋氏の玉木・小山解任請求理由につき、イー・キャッシュは反論しているが、同社が赤字経営にも拘わらず、玉木代表の報酬が3倍に引き上げられたこと、また、宮嶋氏の子会社役員解任(ただし、イー・キャッシュは解任でなく任期満了による辞任とのこと)に関し、宮嶋氏は総会に出席しておらず、他の取締役に預けていた印鑑が使用されたことを認めている(ただし、軽微な不備で、不法行為に該当しないと主張)。
 さて、今回はその内紛続くイー・キャッシュの取締役のなかに、現在、世を騒がせているオリンパスの不正人脈の1人として名が出ている濱田雅行氏(横写真)と怪しい団体で一緒に名を連ねていた過去を持つ者がいた事実が飛び出して来た。

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