アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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さらなる重大疑惑判明ーー「アトリウム」高橋剛毅社長の自宅疑惑(2)

 本紙は1月27日、「クレディセゾン」の子会社、東証1部の不動産会社「アトリウム」(東京都千代田区)の高橋剛毅社長(冒頭左写真。63)が、東京・西麻布に自宅を購入している(同右写真)事実を報じて疑問を呈した。
というのは、アトリウムは高橋社長がストップオプションを行使するにあたり、その含み益の課税分20億円を融資。その後、同社株価は下落したため、アトリウムは11億円もの貸倒引当金を計上した。自宅を購入するような資金的余裕があれば(担保設定はあるが、その後、2億8700万円の根抵当権は外れているから)、その分、アトリウムから借金する必要はなかったのではないか。しかも、その購入した自宅の前の所有者はアトリウムで、ここにも自社(アトリウム)の私物化疑惑があると言わざるを得ないからだ。
それだけでも重大疑惑だが、この自宅物件についてさらなる重大疑惑が判明した。
高橋社長が所有するのは、このマンションの3階分だけだが、実は1、2階の以前の所有者もアトリウムだった。そして、

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