本紙は12月26日、日野正晴元金融庁長官が(冒頭右写真)監査役を務める、東証1部、商工ローン大手「SFCG」(本社・東京都中央区。大島健伸会長=左写真)系のサービサー会社「ジャスティス債権回収」(宮城県栗原市)がデタラメな債権回収を行っている疑惑を報じたが、その典型例といっていいケースが判明したので、以下、報告する。
なお、この件ではすでにジャスティス債権回収は事実上、非を認めている。そのため、被害者側は昨年12月に法務大臣宛に行政処分を求める申立を行っている。また、この1月中にも不当訴訟もしくは不法行為による損害賠償請求訴訟を提起するという。