2月23日午前、民事再生の申し立てをし、直ちに東京地裁から弁済禁止の保全処分命令などが発せられたことを受け、24日、「SFCG」(東京都中央区)は東京都江東区内のホテル(横写真)で債権者説明会を開催した。
会場の演壇には、大島会長以下3名の経営陣、申立代理人5名、監督委員などが並んだ。
参加した債権者はざっと300名程度か。マスコミ取材は会場入り口だけで、会場内での撮影も禁止された。
以下は、本紙が関係者から取材したこの説明会の様子。そこからも、大島会長はまったく反省の色なしの様子が窺えた。
冒頭、まず大島会長のお詫びと、民事再生申立に至った経緯についての説明があった。だが、大島氏は過払い金返還請求の増加や、サブプライムローン問題を発端とした金融危機により内外金融機関からの資金調達が困難になったと人事のような説明に終始。SFCGの強引な取り立てなどが社会的信用を無くし、いっそう資金調達を困難にしていた自己責任にはまったく触れずじまいだった。
続いて、再生手続きの説明、監督委員の挨拶があり、その後、質疑応答となった。(上写真=「毎日」「日経」の23日夕刊)
以下は、気づいた主な質疑応答の内容。
まず、最も鋭く責任を追及していたのは日栄・商工ファンド対策全国弁護団。