アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<主張>SFCGが民事再生申請。徹底した責任追及を

本紙予測通り、東証1部上場の大手商工ローン「SFCG」(東京都中央区)は本日午前、民事再生を申請した。負債総額は約3380億円。
これを聞いて、優先で進めてもらいたいと思ったのは、大島健伸取締役会長(冒頭左写真)の法的、社会的責任追及だ。
民事再生ということは、大島氏を始めとするSFCG経営陣主導でも借金の大半カット、支払い先延ばしでも再建可能ということ。実際、大島氏の狙いはそこにあるのだろう。
民事再生のわずか数日前に代表権を返上、自宅(冒頭右写真)へのファミリー企業による100億円の巨額抵当権設定、不良債権飛ばし疑惑(粉飾決算疑惑)、日本振興銀行への巨額の債権譲渡、そして何よりSFCGを始めとするグループ企業による債権の二重譲渡、譲渡額を大目にした捏造疑惑、そして常軌を逸した取立等々……。
SFCGは旧商工ローン時代の99年12月、その取立に問題ありとして国会喚問まで受けたが、最近の状況は当時よりさらにデタラメだったと思われる。

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