アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

警視庁が受理したインペリアルグループ・今津雅夫氏詐欺容疑捜査巡る奇っ怪事実

 2月5日が波和二会長ら20数名関係者のXデーと見られる「エル・アンド・ジー(L&G)」(東京都新宿区)の被害額ほどではないにしろ、わが国だけでも200億円以上をかき集めた海外ファンド「インペリアルグループ」と、そのわが国の実質、代表だったといっていい今津雅夫氏(=冒頭右写真)の件もけっして小さい話ではない。
だからこそ、本紙はこれまでこの件を何度も取り上げ、昨年9月には、投資家が騒ぎ出してから実に5年余りにしてようやく1人の被害者について告訴状を受理。警視庁本庁2課が捜査に乗り出したことを報じた。
そもそも、これだけの疑惑を、これまで受理せず、また、今回受理したのも1人=S氏のみ、それも投資額の一部2000万円だけ、という事実からして不可解なのだが、その後、これまでに2つの奇っ怪事実が判明したので報告する。
その1つは、これまで所在不明で、一切音沙汰無かった今津氏の代理人弁護士から、今回告訴を受理されたS氏、それにS氏と連絡を取り合っている他の投資家2名の計3名に対し、条件次第では投資額の一部が戻る可能性があると通知する「配達記録」付き郵便が送られて来た事実だ(冒頭左写真=その郵便)。

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