(前編)の続きーー。
――ICOにどれくらいおカネが集まっているのか?(冒頭写真=「毎日」2月17日記事)
「それはこれから。どっちみち警察にも出さなければならない。金融庁にも。コインベネで調べてもらえば、世界のベスト10に入る取引所です」
――ワンコイン、いくらですか?
「最初の上場は3万円ですけど、0.003140。クリプト電卓で見ますと、いま1450円です」
――下がってしまっている。
「これはしゃあないんですよ。ぼくの戦略だから。3万円の上場は、ふつうの株の取引所と一緒で、コインベネとかベスト10、ベスト20に入るくらいの取引が無茶、厳しいんですよ。財務諸表から、いろいろね。
世界に350万人ほどいますから、全部出さないといかんわけですから」
――何が350万人?
「コインベネのお客さんが。ここに全部内容が書いてますからね。2018年10月29日に上場。これ3万円ね。10億枚で、1億8千万枚、いま出てますよと。
この1億8千万枚のおカネの行方を聞かれるんですよ。仮想通貨は、これで集めて事業をなさるんでしょ。このおカネ、約300億円くらいあります。そのカネは、事業をされているんですか、銀行に残っているんですか、と。ここでももちろん、審査がありました、コインベネの。ウソを言っても仕方がない。
こういう形で、あるファンド会社が、これは事件になります、と。パンクしました、と。約500億円集めて返せないから、お年寄りがひじょうに多かったので、そこのお年寄りが持っているこの借用書を金融債権とみなして、それをうちの通貨に……。だから金融債権として残っているんです」
――現在、この通貨を買っている人は、所有している人は、テキシアの投資をしていた人だけなんですか? それとも一般の人もいるんですか?
「数的にはテキシアの人が圧倒的です。いま出している分の7~8割はテキシア」
ーーけっこう変えてくれるんですか。だって仮想通貨に換えれば自己責任だから。テキシアの債権持っている人は貸借関係。それを仮想通貨に換えれば、仮想通貨がたとえダメになってもそれはもう自己責任じゃないですか。だから、「嫌です」、といって換えないとか。
「それはないです。そのためにダイヤを付けたんです。だから、そのコインが世間で売れなかったとしてもダイヤがあるから。ダイヤにもブロックチェーン付いてますから。シエラレオネ産のバージンダイヤ。
来年1月20日から夏にかけて、このダイヤの交換が始まりますから。ここでコインを、ブロックチェーンができます。トークンが。これは上場しません。このダイヤの保証書との交換が始まりますから。これはすでに予約で、だいたい150億円から200億円。ダイヤの原石。もうすでに注文来てます。
(上写真=テキシア債権を仮想通貨に交換中心人物=紙屋道雄氏が代表でテキシア債権とWFC交換を行う会社「インバウンドプラス」の東京都港区の入居ビル)