本紙はつい先日、マザーズ上場「ジャパン・デジタル・コンテンツ信託」(JDC)に関する「告発文書」を紹介した。
その告発文書ではまったく触れられていなかったが、本紙は3月6日付で代表に就任した平田充社長の存在に注目した。
この社長、日本生命広報室長を経て、PSI証券代表を務めた経歴が同社HPで紹介されているが、そのPSI証券(正式な表記は「ピー・エス・アイ証券」)に聞き覚えがあったからだ。
そう、上場廃止になった東証2部の金属加工メーカー「住倉工業」が2001年8月に行った22億8000万円ものユーロ円建転換社債発行の引き受けを行った会社なのだ。
(冒頭写真=その疑惑を本紙・山岡が書いた記事。『ZAITEN』02年1月号)。