アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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中田宏横浜市長VS講談社・“元愛人”で、重大な動き

『週刊現代』が07年後半、合コンで神奈川県横浜市の中田宏市長がわいせつな行為を行ったなどとする記事を報じたことで勃発したこのバトル、重大な進展があったので報告する。
簡単におさらいをしておくと、中田市長側は記事が出てほどない07年11月、『週刊現代』の発行元である講談社を東京地裁に提訴、さらに名誉毀損罪で東京地検に告訴もしている。
これに対し、『週刊現代』側は中田市長に関する疑惑記事を追加報道することで対抗。さらにわいせつ行為の証言者と思われる、“元愛人”が昨年12月、結婚すると思わせて04年夏から約2年間に渡って関係を続けさせられたなどとして、中田市長を相手取り3000万円の慰謝料を求めて横浜地裁に提訴。その際、この女性は記者会見も行って堂々と顔出しした(冒頭写真右記事=『フラッシュ』(09年2月17日号。左記事は告訴対象の『週刊現代』07年11月10日号)。
だが、当然のことだが、女性の提訴と、記事の信ぴょう性とは別問題だ。
ちなみに、女性の提訴の件はこの2月13日、第一回口頭弁論があり、中田市長側は「交際の事実はない」と請求棄却を求めた。女性と中田市長は、女性の勤め先のクラブで知り合ったとされる。
さて、こうしたなか、重大な進展があったというのは、すでに中田市長が1年以上前に東京地検に名誉毀損罪で刑事告訴している件に関してだ。

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