「楽天」が、例のTBS株買い占めなどで、わずか1期の間に長期借入金が約1840億円も増えているのは周知の通り。
もっとも、これまでの同社の説明によれば、決して長期借入金の急増はTBS株購入分だけではないものの、大枠で見た場合、その配当利回り(約0・72%)より、利払い負担(約0・64%)の方が軽いということで、大丈夫ということだった。
ところが、以下に掲げるように、この9月29日、この長期借入金の金利を大幅に訂正したことに、すでに気づいた投資家からは大きな疑問の声があがっている。
(昨年10月、TBSと統合提案の記者会見。三木谷社長と國重惇史副社長)