アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

地元、山口県下関市の安倍事務所に現在も残っていた銃弾痕!?

●山口県下関市の安倍事務所の裏手ガラス戸の網戸に2つの穴  本紙は05年1月22日、「NHK番組改編問題渦中に起きた、安倍晋三代議士事務所投石事件」なるタイトル記事を載せている。 そのなかで、「安倍副長官の地元・山口県下関市内の自宅車庫に、何者かによって火炎瓶が投げ込まれたのは2000年6月17日深夜のことだった。 このことは全国紙でも当時、報道されている。だが、それから11日後、今度は同市内の安倍事務所が銃撃されていたことはほとんど知られていない」と報じている。 その背景等については、その当時の記事を見ていただくとして、今回、お伝えしたいのは、その銃弾の痕らしきものがいま現在も残っているとの証言が寄せられたこと。 もちろん、銃撃されて破損したガラス戸は、当然ながら、その後、新しいものに取り替えられている。それだけでなく、この事件後、ガラス戸には鉄格子のようなサッシ、さらには防犯装置も取り付けられた。 だが、当時、ガラス戸と対で使用されていた網戸が、いま現在も取り替えることなく、また、補修もされることなく使われているというのだ。なお、この情報提供者は、当時の事件直後、その現場を見ており、現在使われている網戸は当時のものに間違いないともいっている。 だが、証拠隠滅の目的もあり、事件後、ガラス戸同様、直ちに網戸も新品に替えられていたと思っていたのだが……。事実は小説より奇なりというべきか、それとも、安倍事務所は本当に脇が甘い、もっといえば、地元警察に圧倒的な影響力を持っている故の油断の結果というべきか。 いずれにしろ、とくとその写真をご覧特になっていただきたい(右写真は、安倍事務所の裏手全景。左写真は、右写真の2つある窓の右側を拡大したもの。2つの穴がハッキリわかる。火炎瓶ではこんな穴は開きようがない)。 ●安倍代議士ヨイショの地元誌「ケイザイ防長」第2弾記事出る   一方、本紙は5月2日、「本紙・山岡の記事は『言論テロ!』と、安倍晋三代議士ベッタリの地元誌が反論」なるタイトル記事を報じてもいる。 本紙・山岡が『紙の爆弾』なる雑誌創刊号(4月7日発売)に安倍晋三幹事長代理の疑惑に関して書いたところ、地元誌がそれに対し、「左翼が言論テロを仕掛けている」旨の反論記事を出したのだ。もっとも、内容は山岡の記事のどこが誤りか検証するものではなく、単に右翼イデオロギーを垂れ流すだけの無内容さ。おまけに、山岡記事を指しているのは明らかながら、『紙の爆弾』という固有名詞は出していないという腰砕けぶりだった。 そこで、「本気で反論する気があるなら、単なるレッテル貼りではなく、きちんと内容で勝負していただきたい」といっておいたのだが、第2弾記事はもはや山岡記事にはまったく触れることなく、安倍代議士が国民の高い支持率を得ているとして、その理由について独自の考えを述べているだけ。しかも、この2回だけでこの連載は終わるという。前回、続報するといった手前、その記事全文を掲げておく。 ところで、本紙が何度も取り上げている地元・下関市市長選を巡る公選法違反疑惑、東京から現地入りして取材している週刊誌があるとも報じておいたが、具体的には『週刊現代』。5月16日(月)発売号で同誌が取り上げている可能性あり、要チェックだ。…

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