アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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楽天関連不動産会社、「旧・秀吉ビル」巡る訴訟で二審も勝訴。だが、新たな難題が……

 東京・銀座の「旧・秀吉ビル」(写真左)の所有権を巡り、ジャスダック上場のネット通販首位「楽天」(三木谷浩史社長)子会社が関係する不動産会社「クオリケーション」(被告)と「大平産業」(原告)との間で訴訟(建物収去土地明渡請求事件)になったのは、本紙でも既報の通り。 去る10月2日、その2審の判決言い渡しがあり(写真右=判決文)、1審に続き2審もクオリケーション側が勝訴した。これに対し、大平産業は上告したものの、まず棄却されると見ていいだろう。 これだけ見れば、楽天側にとっては万歳といっていいのだが、実は次なるとんでもない難題の動きがあるのだ。  クオリケーションの関係会社は、東京・六本木のビル(写真左)も所有、このビルの前の持ち主が広域暴力団・後藤組関係者であることは、本紙既報の通り。 実はこのビルに関し、当局は山口組系後藤組組長・後藤忠政被告(現在は病気のため、公判停止中)を再逮捕する方向で動いているというのだ。 東京・代々木のビル(写真右)を巡り、後藤組長等が東証2部の不動産会社「菱和ライフクリエイト」の西岡進社長(当時)と共に逮捕されたのはご存じの通り。 実質、菱和ライフクリエイトに高値で問題のビルを買わせたカッコウだが、当局は、楽天側に対しても同様と見ている模様だ。 もっとも、代々木のビルと違い、六本木のビルに関しては、前の所有者である後藤組系企業「シンアイ企画」(代々木ビルの場合の「フェニックス・トラスト」に該当)と楽天関連会社「クオンツ・インベスターズ」の間には別会社K社が噛んでいるし、菱和・西岡前社長のように楽天関連会社社長が虚偽登記に協力したといった事実はないと思われる。 「だが、もし事件化すれば、“被害者”といっても、暴力団側に高値で買わされたとなると、何の弱みにつけ込まれたのかとなり、世間の同情論より、企業イメージ低下のマイナス面の方が大きくなる」(事情通) また、事件化すれば、「旧・秀吉ビル」も同じく、別の広域暴力団に買わされた事実が表面化するとの懸念もあるというのは、さる関係者。 「旧・秀吉ビルに関しては、仲介者として、代々木のビルでも仲介し、逮捕されたK氏が絡んでいる。彼は後藤組長とは懇意だったが、旧・秀吉ビルに登場するN組長とも親しかった」(関係者)…

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