アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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揉み消された「バンダイ」御曹司の別件重大疑惑

「大王製紙」井川意高前会長のスキャンダルが勃発していた昨年11月、オモチャの「バンダイ」(合併し、現在は「バンダイナムコホールディングス」)元社長、山科誠氏(66)の疑惑が浮上。
同じく上場企業創業者御曹司の疑惑ということで、夕刊紙などでも報じられた。
火を付けたのは『週刊朝日』(12月9日号。冒頭写真)。山科氏は現在、「日本おもちゃ図書館財団」という財団法人の理事長を務めている。昨年3月末、その財団の基本財産は約6億円あったのに、9月末にはわずか5000万円になっているとして、山科氏の背任疑惑を報じるものだった。
情報提供したのは、山科氏の個人会社「山科ホールディングス」の元役員とされるが、本紙の元には、東証2部、バンダイナムコにも関わる別件の重大疑惑もあるとの情報が届いている。
自分も罪に問われかねないといった事情から、複数の別件疑惑があるにも拘わらず揉み消されているというのだ。
バンダイナムコにも関わる疑惑とは、

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