アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「SFCG」大島健伸会長の近況と、気になるある指南役女性の存在

 周知のように、民事再生は認められず、破産処理に移行した大手商工ローン「SFCG」(東京都中央区)――一代にして、同社を創業し、東証1部に上場させ、他にも複数の上場企業を傘下に持ち、我が世の春を謳歌していたわけだから、タフで知られる大島健伸SFCG会長も、さすがに気落ちしていると思うだろう。
まして、貸出債権の2重譲渡問題など、刑事罰に抵触する可能性もあるとなれば、第3者から見れば、なおさらそう思って当然だろう。
ところが、大島氏には一般常識は通用しないようだ。
「相変わらず意気軒昂で、仕立ての良いスーツに、運転手付きの高級車で毎日出勤しています。
ただ、さすがにSFCG本社には出勤し辛いのか、関連会社ばかりが2階に入居する(冒頭右写真)日本橋掘留町の某ビル(同左写真)の方に自身が陣取る部屋をこしらえ、そちらに午前9時から夕方6時ころまでいます。そして、SFCG本社はすく近くですから、必要に応じてこちらに部下を呼びつけ、以前と変わりなくお殿様然として、指示を出していますよ」(現役中堅社員)
その証拠に、同ビル前の道路には、6000万円はする、都内でも数台しか見かけない最高級車「マイバッハ」が、その間、ずっとエンジンを切ることなく待機しているのが目につくという。というわけで、本紙記者は4月6日午後、見に行ったところ、確かにマイバッハがエンジンを切らず停まっていた(下写真)。
実はこの車種、ある懇意な女性の趣味であることから選ばれたという。
別の現役社員も、証言するように、社内では半ば公然と囁かれている女性がいる。
それだけなら、プライベートなことまで報じるのは、との反論も出るかも知れない。
だが、この女性I氏はSFCG関連会社の社外取締役に就任していたこともある。さらにこの間、SFCGが傘下に治めて来た複数の会社も、彼女が勧めたものだという。それが事実なら、事情は違って来るだろう。

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