本紙は8月16日、「オックスHD、50億円の第3者割当新株予約権発行の裏で気になる動き」なるタイトル記事を報じている。
この50億円の第3者割当自体は予定通り実施されたが、同時に発表された、落合伸治社長が総額10億円を投じて自社株を購入する件は8月30日に中止された。
「オックスホールディングス」(へラクレス上場)のHPによれば、別の理由とされる。そして、落合氏自身も処分を受けた。
だが、実際は本紙が指摘した怪しげなブローカー仲介による資金集め、そして取得後の株式併合、落合氏による買い増しで33・4%の筆頭株主になるスキーム話が事前に漏れてしまったためとの見方も出ている。
(写真 「日刊ゲンダイ」9月15日記事)