アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

2チャンネル主宰者・西村博之氏に対し、被害者が自己破産申請の動き

「2チャンネル」ーーいうまでもなく、インターネット上における巨大な匿名掲示板サイトのことである。
この掲示板の管理人として知られる西村博之氏はまだ30歳の若さだが、並行して、「東京プラス」や「東京アクセス」などの社長も務める若手実業家だ。
実はこの2社、西村氏の実家に登記されており、業務は広告代理業など「2チャンネル」に派生する内容。だが、未だ2チャンネルは西村氏個人の運営となっており、書類上は切り離されている。
近年、2チャンネルには匿名性であることを幸いに、様々な誹謗中傷内容も溢れ、同社に対する損害賠償請求訴訟も頻発(もちろん、書き込んだ当人が一番悪いが、管理責任者としての責任から)。つい最近も、例のプロボクサー・亀田興毅チャンプの所属するジム会長に過去、とんでもない前科があるとする記述があり、告訴騒ぎに。
こうした結果、これまでに敗訴が確定したものだけでも20件以上あり、その賠償総額は約3000万円とも言われる。
しかし、西村氏はこれら判決を無視し、1件も払っていないようだ。前述のように、「東京プラス」などで関連収入を得ているはずだが、経営を切り離し、個人としての西村氏は資産を持たないため、本人に支払う意思がない以上、差押えなど強硬手段に出ても事実上、回収は無駄だからだ。
(写真・西村氏と「2チャンネス」トップ画面)

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