アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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なぜ、あの程度で逮捕!? 草彅剛公然わいせつ事件の真相

 4月23日、人気アイドルグループ「SMAP」のメンバー・草彅剛(34)が、警視庁赤坂署に公然わいせつ容疑の現行犯で逮捕されたのはご存じの通り(翌24日処分保留で釈放。5月1日不起訴処分に)。
その後、草彅は芸能活動を自粛しているが、5月28日のテレビ収録から活動再開予定。これに対し、「たった1カ月そこらでもう復帰!?」との反発の声も一部挙がっている。
だが、冷静に考えれば、草彅が所属しているのは「ジャニーズ事務所」(東京都港区。社長・喜多川擴)。その通称・ジャニー喜多川は、「マスコミはもちろん、政官財までバーニングの周防さんなど比じゃない太い人脈を持っている。だから01年8月、同じSMAPのメンバーの稲垣吾郎が駐車違反と公務執行妨害で逮捕された(起訴猶予。約5カ月で芸能界復帰)際には、テレビ局などは稲垣を容疑者でなく、“メンバー”と呼んでいたほど」(事情通)。
それが、なぜこの時よりはるかに軽い容疑にも拘わらず、全国紙さえあんな大きな扱いだったのか(冒頭写真=「日経」と「毎日」の4月23日夕刊)。
何しろ、ある警察関係者など「そもそも、これは逮捕案件じゃない。保護対象だ」と断定するほどなのだ。
この疑問を追及すると、先の北野誠の件同様、マスコミ、特に芸能マスコミの腰抜けぶりがよく見えて来るのだ。

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