今週発売の『週刊新潮』が、またまた朝日新聞社を挑発する記事を載せている(冒頭写真記事。7月2日号)。
「朝日」は6月16日、朝刊1面に、北朝鮮の金正日総書記の後継者とされる3男・金正雲氏が、極秘に訪中し、中国の胡錦濤主席と会談したとするスクープ記事を載せている。
中国の報道官は、日ごろ、記事の真偽についてイエス、ノーをハッキリいわない。しかし、今回は異例なことに完全否定しており、この記事は大虚報だとして、しかるべき責任を取るべきという内容だ。
本紙は、新潮のいつもの“朝日叩き”は無視している。朝日アレルギーの者に売らんがための仕掛けであることは明らかで、不快感さえ持っている。だが、今回の記事は無視できない。
というのも、本紙は昨日、金正雲氏は極秘訪中したものの、胡錦濤主席に会ってもらえなかったという、朝日とはまったく逆の情報を紹介しているからだ。