最終更新日:2019-02-14T19:50:19+09:002009.6.22 05:40<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(226)国立印刷局と某ゼネコンとの官製談合疑惑アクセスジャーナル編集部3 国立印刷局とは、1871年7月に創設された大蔵省紙幣局が前身で、その後、旧大蔵省の外局、付属機関になるなど、幾多の変遷を経、2003年4月からは独立行政法人となり、今日に至っている。業務内容は、日本銀行券を始めとする証券類、郵便切手や官報の製造などで、たいへんな重責を担っている。その国立印刷局で、上場しているあるゼネコンとの官製談合疑惑に関する「告発文書」が出、局内で大騒ぎになったのは昨年12月のことだった。だが、結局のことろ、この件は何ら検証されることなくもみ消されてしまったようだ。この続きを読むには有料購読の登録が必要です。新規登録ログイン