アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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告訴受理にーー本紙既報の疑惑医師。民再申請も判明

 本紙で1年少し前に第一報した、実際は罹っていないのに、クラミジアとヘルペスだと告げられ、必要のない薬を処方されたとされる「Nクリニック」(東京都新宿区)のH医師の疑惑だが、損害賠償請求訴訟だけでなく、刑事告訴(詐欺罪と傷害罪)も警視庁の最寄署で受理されていたことがわかった。
医薬分業が進んで久しいが、Nクリニックは当時も薬を直に出しており、出せば出すほど儲かる状況だった。
また、すでにNクリニックことH医師個人は、12年2月に民事再生法を申請しており、経営的に行き詰っていた事実も判明した。
「そのため、必要ない薬を出していたのではないか。私と同じような被害に会っている方が、他にも複数いることもわかりました」(告訴したE氏)
(冒頭写真=クリニックの入居ビル)

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