アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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深井氏が「石山ゲートウェイ」の常務を“クビ”になった本当の理由(2)

 6月29日に報じた第一弾の続報。
「石山Gateway Holdings」(7708。JQ。三木隆一社長=冒頭写真。東京都港区)の常務だった深井憲晃氏が定時株主総会の少し前に辞任したが、その理由は表向きの経営責任ではなく、金銭トラブルにあったのではないかという内容で、第一弾では、エイチ・エス証券時代、個人的な金銭に纏わる悪質な行為で懲戒解雇になっていた事実を報じた(その証拠文書を転載)。
今回は、ファンドで運用する資金を貸してくれなどといい、金銭を借りたままあれこれ理由を付け返さないために、まさに金銭トラブルになっていた件を紹介する。
深井氏が金銭を借りていた証拠の「借用書」、またいつまで経っても返済しない言い訳を書いて、貸し手に寄越した証拠のメールも、以下に転載しておく。
 告発者A氏によれば、A氏が資金を貸したのはまだ深井氏がソニー生命時代のことだという。
しかしながら、返済の約束を果たさないまま、深井氏が11年2月、ゲートウェイに移るや、いつしかその借金は、ゲートウェイの関わるファンドの話に転嫁され、A氏はその話が嘘でない証拠として、そのファンドの管理を任されているというYという税理士に会わされ、またその際、同じくゲートウェイが関わっている証拠として、ゲートウェイの三木社長、役員の福地英氏の名刺を置いていったという(上写真=2人の名刺)。

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