本紙では今年4月16日、「有名大学評議員が裏口入学斡旋で告訴沙汰に」というタイトルのミニ情報を報じている。
特に医学部への入学は難しい上、個人病院を親子代々経営したい事情なども重なり、実力で無理なら裏口でという需要は相変わらずあるようだ。
本紙がミニ情報で報じた者は、中央大学の名誉評議員の肩書きを持つS氏(70代)。ところがこのS氏、過去に少なくとも2度、裏口入学斡旋で逮捕されていたことがわかった。それにも拘わらず、その後も続けているとなればなおさら悪質。なぜ、そんな者が中央大学の名誉評議員の肩書きを使えるのか不思議だ。今回の2億円詐取疑惑でも、この肩書きの入った名刺を使用しているのだ。
しかも今回、一部マスコミが取材に動くや、政界ブローカーなどが工作し、逆に金銭を払うなどし恐喝事件をデッチ上げ揉み消しを図ろうとしたとの証言も出ているのだ。