今週月曜日(7月31日)発売のこの記事(8月14日号)が外務省や警視庁関係者の間でちょっとした話題になっている。 カジノはわが国では当然ながら御法度。例え「治外法権」の大使館内だろうが、日本人を客に招き入れて営業しているとなれば賭博開帳等図利罪(最高刑は懲役5年)に抵触する可能性は極めて高い。 これまで貧しいアフリカ某国の大使館や、大使館名義のマンション等で資金稼ぎのために場所を貸した例はあったが、欧州某国の大使館2階を闇社会関係者に貸しているというのだから驚きだ。 同記事によれば、毎晩のように開帳され、一晩で少なくとも数千万円単位の上がりがあるという。 本紙が得た情報によれば、このバカラ賭博を開帳しているのは関東の指定暴力団T会の関係者。現場は過去にも同様の罪で服役経験のあるT氏、それにY氏が仕切っている。すでに警視庁は内偵し、事実関係を把握しているという。 「大物占い師もよく利用し、一晩で1億円近くすったこともあると聞く。また、以前からT会と親しい関係にある大物演歌歌手Kも顔を見せているようですね」(事情通)。 (写真は問題の大使館)…