アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「ファーストリテイリング」創業時の疑惑

 いまや売上高が1兆円を突破し、世界4位のSPA(製造小売業)に発展している「ユニクロ」などを展開する「ファーストリテイリング」(9983。東証1部。柳井正会長兼社長=冒頭写真。山口市)。
もっとも、同社は決して柳井会長が徒手空拳で創業し成長させたわけではない。
父・柳井等氏が49年3月に山口県宇部市に個人営業で「メンズショップ小郡商事」を創業。63年5月、法人化し「小郡商事」設立。
そこに柳井氏が72年8月に入社。
 91年9月に現在のファーストリテイリングに社名変更。
94年7月、広島証券所上場。97年4月東証2部上場。02年2月東証1部上場に。
柳井氏入社時の社員は10名もおらず、入社2年目に柳井氏は父から経営権を移譲されており、今日の繁栄が柳井氏の手腕によることは明らかだが、柳井氏は何もないところから始めたわけでは決してない。前身の小郡商事の存在あってのことなのだ。
(右上写真は以下に解説)

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