アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「リアルビジョン」に登場した“旧ライブドアグループ”(2)

 本紙は8月13日の第一弾記事で、6月25日開催の定時株主総会を経て「リアルビジョン」(6786。東証2部。東京都港区)の代表に就いた沼田英也氏は、かつてマザーズに上場していた旧「ライブドアマーケティング」(メディアイノベーション→現RICARO JAPAN)の資金を元に設立された「SKOグループ」といわれる企業群を率いる熊谷史人ライブドア元社長(冒頭右写真。左はホリエモン)ら旧ライブドア人脈のダミーと思われること、また、この8月末を持って「SOL Holdings」(旧シスウェーブホールディングス。6636。JQ。川崎市)の持分譲渡が完了しリアルビジョンの筆頭株主(18・79%)に「ユーキトラスト」(東京都渋谷区)なる会社がなる予定だが、これもSKOグループのダミーと思われるとスッパ抜いた。
もっとも、これだけなら、単にリアルビジョンという上場企業を旧ライブドア人脈の面々が物色しているというに過ぎない。
興味深いが、それ以上でも以下でもない。
しかし、そのリアルビジョン買収の真相はといえば、反社も関わり、法律にも抵触し得る重大疑惑が存在したのだ。
当初、「アンビシャスグループ」(東京都港区)なる企業が、SOLのリアルビジョン持分全部(26・31%)を買って経営権を握ろうとしたものの、その買収資金約7億円を用意できなかったことは第一弾記事でも述べた(一部2億円支払い分の約7・5%のみ保有。26・31%との差額を前述のようにユーキトラストが購入予定)。
実はそもそもSKOグループの関係者が、アンビシャスグループの買収資金調達に深く関係していたのだ。

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