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臨株で社長ら解任に危機感か――「ソーシャル・エコロジー・プロジェクト」が株主に出した異例の「報告書」

 11月6日、「ソーシャル・エコロジー・プロジェクト」(6819。JQ。東京都港区)は株主向けに、「株主様による臨時株主総会の付議議案に対する当社意見及び当社経営に関するご報告」というタイトルのA4の4頁「報告書」(=冒頭写真)を出した。
その内容を簡単にいえば、裁判所決定により、同社は12月17日までに臨時株主総会を開催しなければならないが、株主提案の(1)社長ら現経営陣解任、(2)株主提案の取締役6名選任には同社は反対する。その理由は、同社は13年ぶりの2期連続黒字になっており、現経営陣は会社価値、株主全体の利益を考える有能な者である。これに対し、臨株議案を出した株主は企業価値、株主価値を毀損するからというもの。
しかしながら、同社はすでに10月14日、「株主による臨時株主総会の付議議案に対する当社の考え方に関するお知らせ」なるIRを出し、そこで考えを明らかにしている。

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