本紙は7月27日、東証2部上場の『「魚喜」の第3者割当増資に疑問の声も』なるタイトル記事を報じた。 払い込み期日当日の記事だったので、本紙の記事の影響ではあり得ないが、やはり疑問の声がかなり広範囲に出ていたのだろうか、すでに同社HPで公開しているように、 12億7600万円分の増資を目指したが、結果は3億82800万円に止まった。 そのため必要資金が足りないからだろうか、増資時同様の人脈、すなわち、暴力団にも繋がる複数の株式ブローカー筋が、「魚喜」そのものを買わないかと話を持ち歩いている。売値は数十億円とのことだ。 もっとも、こうした実態を考えると、単に資金不足というより、今回の増資発表以前からすでに会社そのものが健全に機能してとはとても思えない。その当然の結果として、こんな話が持ち込まれていると思わざるを得ない。 「売却価格はあってないようなもの。相手の懐具合に応じてそれらしいことをいって金額を吹っかけ、ブローカーは5億円でも10億円でも間を抜くからな。そんな連中のところに話が言っている自体がすでに問題だ」(関係者)…