アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<記事紹介>「政治とカネ 未解明のままーー『二階』ルート捜査なぜ迷走」(「社会新報」。09年7月22日号)

 社民党の機関紙「社会新報」に載ったこの記事が、永田町界隈でちょっとした話題になっている。
この記事は、シリーズ「おかしいぞ検察 追及」第3弾として書かれたもの。
第1弾では、元東京地検特捜部検事・郷原信郎氏へのインタビューで、小沢一郎公設秘書逮捕に疑問を呈してもらっている。第2弾では、裏献金のような悪質性はないにも拘わらず、近い選挙の結果では首相になる可能性もあった小沢一郎氏の公設秘書逮捕に動いた特捜部に、検察上層部がゴーサインを出した愚を批判している。そして、今回の第3弾では、同じく西松建設ダミー団体から少なくないパーティー券を買ってもらったにも関わらず、西松元社長を起訴猶予にした“差”を強く批判している。
こうした内容を見ると、民主党機関紙? と錯覚するほど、というのが話題になっている理由のようだ。
もっとも、冷静に考えれば、それほど、この間の検察の捜査は「公平性」「客観性」を欠いているということだろう。

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