アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(228)火を吹きそうな、「三井物産」のインドネシア向け架空取引重大疑惑

 東証1部、「三菱商事」と覇権争う総合商社の雄、「三井物産」(本社・東京都千代田区。飯島彰己社長=冒頭写真)で、へたをすれば一大スキャンダルに発展しかねない火種が付き、すでに一部事情通の間で話題になっている。
三井物産は今年4月24日、インドネシア商社向けの写真フィルムと印画紙の輸出貿易取引で、3名の社員が過去約5年間の間に行った取引(売上高約506億円、総利益約21億円)の大半が架空だったことが判明したと公表している。
これだけ見れば、一部不良社員の犯行ということになるのだが、実はこれ、真相は組織的であるところ、トカゲの尻尾切りで処理しようとしての公表だった可能性が極めて高い。ある関係者は、こう証言する。

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