本紙は7月2日、勾留時、留置係として面識があった愛知県警の現職警察官と犯人が、犯人が出所後、2人の間で金銭のやりとりや直に会っていることが確認されたことから、被害会社が訴えたものの、県警も名古屋地検も「問題なし」として対応しないことから、不信感を募らせ、本紙に告発して来た件を報じた。
そうしたところ、とんでもない事実が判明した。
そのT警察官は調査の結果、「問題なし」として何ら処分をしていないと被害会社に答えていた裏で、実は口答注意という軽い処分をした上で、その警官は依願退職していたのだ。
「タイミングがよすぎる。実際は辞めさせたのでしょう。むろん、何も問題なければ辞めさせる必要もない。依願退職の前に、かたちだけ処分したのも、もし辞職が発覚し責任追及されたら、“ちゃんと処分はしていた。後は本人が辞めたいといって去っただけ”といえば組織としては最小限のリスクで済むからでしょう。被害会社にウソ? かたちだけでも処分したと知られたら“それみたことか!”と責められるし、どうせ辞職のことも被害会社にはバレないだろうと甘く見ていたからでしょう」(事情通)