アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<主張>マイケルのソウル公演

 

 世界的スーパースター・マイケル・ジャクソン(冒頭写真。享年50)が亡くなって早くも1カ月以上経つが、本紙の元に、韓国・ソウル公演時の映像が送られてきた。
99年6月25日、マイケルはソウル市内のオリンピック公園(約2万7000名収容)で、貧困や餓死にさらされた子どもたちを支援するためのチャリティー公演を行った。
朝鮮戦争勃発49周年の記念日に併せて、この日に開催。その2日後、独ミュンヘンでも公演した。
 舞台の大型スクリーンには、戦争の悲劇や自然破壊を伝える映像が流された(左写真)。また、マイケルが兵士に扮して子どもに銃を向けるが、女の子に花を渡され、銃を下ろすといった、平和を訴える演出もあった(右写真)。
映像の送り主は、マイケルはこうした無料公演を度々行い、また彼の人徳から多くの大物ミュージシャンも無料参加しており、こうした「功」の部分もちゃんと伝えてくれと訴えた。
「今世紀(20)最後のビッグイベント」といわれたこの公演は、韓国のテレビ局SBSが生中継し、最高視聴率42%を記録した。

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