2度目のチャレンジで、千葉県知事に当選した元国会議員・森田健作(59)の、県知事就任後初の著書。いわゆる自画自賛、PR本。
発売開始の8月1日は、知事選の公約に掲げていた東京湾を横断する道路「アクアライン」の800円への値下げ実施日と同じ。
本書では、“タレント知事”の先輩として、東国原英夫・宮崎県知事、橋下徹・大阪府知事と違って、11年余りの国会議員時代に養った人脈などでもって、早速、アクアライン値下げという実績を挙げた点を強調し、その格の違いをアピールしている。
知事選では、堂本暁子前知事の後継指名候補・吉田平・いすみ鉄道前社長らを大差で破って当選(森田の得票率約46%に対し、吉田は約29%)したのだから、確かに千葉県民の期待を背負っているのだろう。
だが、これだけ大差がついたのは、