「グローバルアジアホールディングス」(3587。JQ。旧プリンシバル・コーポレーション)は本日、同社HPで、9月12日を持って上場廃止になる旨の連絡を東京証券取引所より受けたとIRした。
上場廃止理由は、特設注意市場銘柄に指定されてから3年経つも引き続き問題があるため=有価証券上場規程第604条の2第1項第3号による。
さすがに今回の上場廃止決定とは無関係と思うが、本紙で8月5日、グローバルの20億円増資を東証が認めるのはおかしいとの記事を報じたところ、8月7月、グローバルは、「関東財務局がグローバルが無届けで増資募集をしているとして警告すると共に、10日までに是正措置状況を報告せよとの連絡があった。報告しないと増資中止もあり得る」旨のIR。そこで、本紙ではその結果を待って報じようと思ったらその回答期限の10日、グローバルは増資そのものを中止に。そして本日、1日置いて上場廃止決定に。
上場廃止にするぐらいなら、東証は増資を最初から許可するなとも思うのだが、グローバルは10日までに是正措置状況を報告すらできない態度を見て、さすがに愛想が尽きたということか。