本紙は8月18日、「東芝」の不正会計問題を契機に、東電が電力業界ではいち早く導入した次世代電力計「スマートメーター」のシステムについて東芝企業連合のものを落札したことなどにつき、大物官僚を巻き込んだ贈収賄疑惑が出ているとの件を報じている。
その元になる「怪文書」(下写真)自体は、かなり前に永田町界隈などに出回っていたが、大手マスコミは裏が取れないということで一切報じていないようだ。
本紙同記事では慎重を期してその大物官僚の実名は伏せていたが、その件を8月20日発売の会員制月刊総合情報誌『FACTA』が記事にし(冒頭写真。2頁)、そのなかでその大物官僚の実名も報じているので、その「怪文書」の概要について以下、紹介しておく。