アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(507)「世界的連鎖株安で信用取引個人が知っておきたい裏技」

 個人投資家の売買シェアの9割以上はネット証券。
そのネット証券で、簡単に「信用取引」ができるとあって、アベノミクスでこの間、個人投資家の取引口座数は拡大中だった。そして、そのなかには信用取引の仕組み、ルールをよく知らないまま、ともかくたくさん取引できるというだけで開設した個人投資家も多い。
そこに今回の中国発の世界的株安の流れ(冒頭写真=『毎日』本日朝刊より)ーーというわけで、パニック状態の個人投資家は少なくないようだ。
同時に、そうした個人投資家から言いがかりの電話が証券会社に増え、サポートセンターは一から説明だそうだ。
例えば、値下がりによる担保割れで追加証拠金を請求すると「そんなルールは知らなかった」、「現金預けているのに何で払わないといけないんだ」。信用で買った株を損切りしたら「信用の場合は損金払わなくていいのでしょう!?」とまるでクレイマーのような返答があるようだ。酷いのになると「信用取引をさせた方が悪い!」、「損をどうしてくれるんだ!」と言いがかりも。
そこで担保割れとなった場合の処理延期の裏ワザを、ちょこっとお教えしよう。

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