先ほど、本紙に実に興味深い情報が飛び込んで来た。(冒頭写真=「毎日」8月28日朝刊より)
「山口組」(本部・兵庫県神戸市)を離脱して新たな組織を作るとしている「神戸山口組」側にあって、「山健組」(兵庫県神戸市)と共に中心的存在である「宅見組」(大阪府大阪市)の入江禎組長が引退するというのだ。
本紙でも既報のように、すでに山口組は山健組の井上邦雄組長などと共に入江組長にも「絶縁」の処分を出しているが、それはおりこみ済みのはず。
ある事情通は、
「そもそも今回の離脱を言い出したのは入江さんと聞いている。井上さんではない。その入江さんが先に引退するなどあり得ない」
と断言する。
確かに、この間、いろんな情報が乱れ飛び、情報戦の様相を呈している。
「すでに互いに100人規模でヒットマンを放ち、共にトップ3までをターゲットにしている」なんてものもあり、この情報もそうした類の可能性もないではない。しかしながら、この情報元は信用足り得るところだし、もし、これが事実なら、今回の分裂の今後の動きに大きな影響を与えるだけにあえて報じることにした。
この情報を教えてくれた関係者は、こんな驚くべき見方をするのだ。