アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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ベストライフ、本日、青梅坂本病院の組合事務所を強制撤去か

「ベストライフ」(本社・東京都新宿区。徳川泰章代表)といえば、近い上場をめざしてもいる関東地区では最大規模の大手有料老人ホーム経営会社。
TVコマーシャルもやっており、一般には、良心的なサービスを提供する優良介護関連企業とのイメージが強い。
だが、その一方で、同社の商法に疑問の声も出ており、本紙でも以前、取り上げたことがある。
そのベストライフは現在、東京都青梅市の医療法人・寿光会の経営権(経営病院は青梅坂本病院)も握っている。
寿光会は元理事長が独断で経営権を譲り渡す際のトラブルが元で、複数の病院乗っ取りグループの介入を招き、悪名高い新田グループが債権があるとして、診療報酬を横取りするなどしていた。それでも、今日まで病院が存続できたのは、現場の職員が組合を結成して団結し、実質、自主管理していたからだ。
こうしたなか、善意の第三者として、不足資金を肩代わりするとして乗り込んで来たのがベストライフだ。
ベストライフ派の理事長を立てて経営権を握るや、民事再生法を申請、認められた。すると、経営建て直しと称して、ベテラン職員の大量首切り、パート職員の採用を実施するとしたことから、このままでは自分たちの雇用問題だけでなく、患者のケアも十分できないとして対立を招き、首切りを告げられた一部職員との間で地位保全の訴訟にも発展した(和解)。

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