アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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日米軍事利権人脈による不動産巡る不可解取引

 本紙は5月28日、「安部晋三官房長官と安保利権の受け皿=(社)日米文化振興会」なるタイトル記事のなかで、日米軍事利権を繋ぐ日本側キーマンとして秋山日米文化振興会専務理事を紹介、この秋山氏が所有するマンションを巡る、ウイリアム・J・シュナイダー元米国国務長官が顧問を務めるアドバック・インターナショナル・コーポレーション社日本支社との関係についても報じた。 今回はこの不可解な取引の詳報を報告する。 問題の不動産は東京都豊島区目白の地下1階、地上5階建マンション。 秋山氏は同マンションの部屋を1989年から1990年にかけ売買で2つ所有(計180?)する。 購入直後ないししばらくして「ダイヤモンド信用保証」と「ダイヤモンドファクター」が計3億9400万円の抵当権、それに8000万円の根抵当権を設定しており、この資金で購入したことを伺わせる。 この両社は「ダイヤモンド」と社名に関していることでもわかるようにわが国軍事産業利権で大きな力を持つ三菱重工同様三菱系で、三菱重工はダイヤモンドファクターの主要株主でもある。それにこの担保設定、いくら目白とはいえ巨額過ぎる。 しかも返済が滞ったようで、その後、「ダイヤモンド」の付く両社は差し押さえを行い競売となっているが、それを落札したのが、シュナイダー元米国国務長官が顧問を務めるアドバック社なのだ(シュナイダー氏が秋山氏が専務理事の日米文化振興会の理事を務めるのは前回述べた通り)。 しかも競売になる前(おまけにダイヤモンド信用保証が競売申立した後)、アドバック社はこの不動産を担保に3億円の根抵当権を設定しているのだ。通常、あり得ないことだ。 さらにこのマンションを訪ねたところ、1部屋の郵便受けには前所有者の「秋山」氏の表示が。ちなみに、もう1部屋にはアドバック社社長名の表示があり、同社の会社謄本上の代表者も同様だが、関係者によれば、同人物はすでに死去しているという。 (冒頭写真は問題のマンション外観)…

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