アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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大きな罪の格差ーーパシコン汚職、ベトナム高官には実刑判決

  本紙でも既報の、世界的建設コンサルタントグループ=通称「パシコン」(本社・東京都多摩市=冒頭右写真)の海外主要企業「パシフィックコンサルタンツインターナショナル」(PCI)の前社長・多賀正義(62)等が、ベトナムでの政府開発援助(ODA)の建設コンサルを受注するため、ベトナム高官にワイロを渡していた関連事件の判決が、9月25日、ホーチミン市人民裁判所であった。(同左写真=08年8月4日の「毎日」と「日経」記事)
この件、共同・時事の両通信社は報じたが、わが国全国紙は「読売」のみだったので、簡単な解説と共に報告しておく。
なお、今回の判決は、ベトナム高官の収賄事件そのものを裁いたものではない。
PCIとの癒着関係から、ホーチミン市の元担当局長フイン・ゴック・シー被告(56)と、元担当副局長レー・クア被告(70)は、単にワイロを受け取るだけでなく、ODAの管理委員会の事務所としてベトナム政府から借り受けていた建物を、PCI側に又貸しし、賃料を取り、その差額約8万$(当時のレートで約920万円)を同僚等と着服していたとして職権乱用罪に問われており、その判決(収賄事件の方は現在も捜査中)。

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