本紙では、衛生陶器やユニットバスの製造・販売大手「INAX」(本社・愛知県常滑市)に関する数々の疑惑を提起し、そのなかの、暴力団関係者が「INAX」工場への派遣会社を経営しているとの疑惑に関しては、事件化して証明されたかっこうだ(事件後、INAXはその企業との契約を切っている。冒頭写真=INAXの上野緑工場。三重県伊賀市)。
しかしながら、本紙は親会社である東証1部「住生活グループ」(東京都中央区)にこれら疑惑に関する資料を持ち込み、住生活グループは内部調査を約束、結果が出る前には連絡をくれることを約束したが、以来、5カ月近く経つも未だ何ら音沙汰ない。
暴力団関係者の件についても、あくまで「元」だとして、問題ないと主張している。
こうしたなか、心ある現場の方はついに痺れを切らせたのだろう。
最近になって、証券取引等監視委員会に「告発状」を送っていたことが判明した(以下に転載)。