アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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西川善文元三井住友銀行頭取は、郵政持ち株会社社長になる資格があるのか

●自宅疑惑に答えるのは、国民に対する義務

あの西川善文氏が、何と07年10月の郵政民営化で発足する持ち株会社「日本郵政株式会社」の初代社長に就任することが11月11日、決まった。
本紙が「あの」というのは、もちろん、何度も報じて来た彼の自宅疑惑のことを指す。 このような倫理観の欠如した人物を、「国家的な使命」(西川氏本人の言葉)に就けて本当に大丈夫なのか。
例の村上世彰氏による阪神電鉄株買い占め、そして楽天によるTBS買収問題等のなかで、西川氏と、イトマン事件に繋がるきな臭い旧住銀人脈が村上、楽天側に付いていた事実が表面化。さすがに、「儲かれば何でもアリ」同士だなあと、世間も気づきかけて来たと思っていたら、今回の人事である。

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