人材派遣大手「グッドウィル・グループ」(現ラディアホールディングス)による、当時、人材派遣では最大規模だった「クリスタル」買収の際に消えた350億円の流れを解明するため、昨年10月16日、東京国税局が脱税容疑で、この買収時に使った投資ファンド「コリンシアン投資事業組合」を主宰していた公認会計士・中澤秀夫氏の事務所などの強制調査(査察)に着手したのは本紙でもお伝えした通り。
その後の動きが、少しながら漏れ伝わって来たので、以下、報告する。
当局は以下の2人に対し、すでに任意で何度も事情聴取を行っているという。
(冒頭写真=「日経」08年10月17日)