以前から、本紙もワクチン(タミフルも)の必要性を疑問視する報道を行っているが、10月10日都内で、2人の専門家が同じ趣旨で講演を行ったので報告しておく。
ここでまず注目しておきたいのは、大手マスコミはその声をちゃんと伝えないということで、この講演会は当初から一般ブロガーを対象に設けらた事実。
講演したのは、元国立公衆衛生院疫学部感染症室長で医師の母里啓子氏(冒頭写真右側人物)と、大阪赤十字病院小児科医師の山本英彦氏(同左。主催はワールド・ブロガー協会)。
ワクチン接種は“利権”になっており、今回の豚由来の新型インフルエンザのワクチン接種についても、大手マスコミは国や製薬会社に配慮し、新型インフルを事実以上に危ないものと報道している傾向があるという。(写真のデータはすべて、講演会中に2人の講演者が示したもの。左写真データは、そもそもインフルエンザワクチンはワクチン接種のなかでもっとも効果が怪しいことを示している。右写真はワクチン利権の額。現在はこの倍以上に)
具体的にいうと、さすがに致死率は既存の季節性インフルエンザと変わらないことがハッキリして来ているが、一方で、脳症や肺炎になりやすく、特に小児や妊婦、高齢者はリスクが高いから最優先でワクチン接種すべきといわれるが、既存データを見る限り、そんなことはないという。
「新聞報道などを見ますと、新型インフルが大流行し、次々と学級閉鎖になるなど、集団感染しているというが、通年の季節性インフルエンザの大流行時を上回るものではありません」(母里氏)
「(新型は危ないと報道で教え込まれているから)新型に罹ったのでは、と高熱が出ただけで救急車で来られる方がけっこうおられ、他の重症患者さんの対処に支障が出ています」(山本氏)
そして、むしろワクチン接種による副作用の危険性を上げる。